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<津軽ダム>100年に1度の最高水位

ダムにためた水が非常用洪水吐から放流されている

 本体工事を終え試験湛水(たんすい)中の津軽ダム(青森県西目屋村)の水量が最高水位に達し、「100年に1度」の想定の水が満ちている様子を一目見ようと、地元住民や観光客が連日見学に訪れている。
 津軽ダムは高さ97.2メートル、長さ342メートル、総貯水容量は1億4090万立方メートル。1960年から目屋ダムが担ってきた1級河川・岩木川流域の治水、利水の機能を大幅に向上させる目的で、下流側に建設された。
 2008年11月から本体工事が行われ、今年2月、ダムの機能などを調べるため試験的に貯水を始め、3月に目屋ダムが水没した。
 4月18日午後3時、100年に1度の大規模洪水を想定した洪水時最高水位に到達。最高水位を超えた水は非常用洪水吐から放流された。19日午後には洪水時の濁水を放出するゲートを開放し、正常に作動するかテストした。今後も放水を続け、水位を1日1メートルずつ下げていくという。
 見学していた西目屋村の事務職員平田美名子さん(48)は「100年に1度の満水と聞いて訪れた。とても大きくて、放水されている水量も多い」と話した。
 津軽ダムは本年度中に試験を終え、完成する予定。


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2016年04月20日水曜日


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