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<熊本地震>出向警官 故郷の復旧祈り東北へ

着任式に臨んだ熊本県警の鳥丸巡査長(左)と杉原巡査長

 東日本大震災の被災地支援のため、熊本県警から岩手県警に特別出向した警察官2人の着任式が19日、盛岡市であった。2人とも1日に大船渡署で勤務を始めていた。熊本の家族は無事だったといい、「故郷の復旧を祈りながら岩手の被災地で役に立ちたい」と決意を新たにした。
 式では出席者全員で熊本地震の犠牲者に黙とうをささげた。
 熊本東署勤務だった鳥丸清士郎巡査長(29)は被害が甚大な南阿蘇村に母方の実家があるが、家族は全員無事。「県警の先輩や同期は不眠不休で任務に当たっている。同僚を信じ、自分は岩手で頑張りたい」と誓った。
 天草署勤務だった杉原徹彦巡査長(27)は合志市に両親がいる。「心配な気持ちはあるが、岩手の被災者の体験や意見を聞き、熊本の被災者のため役立てたい」と話した。
 ほかに広島県警の2人も着任し、釜石署で勤務する。任期は来年3月末まで。仮設住宅の巡視や行方不明者の捜索に当たる。岩手県警によると、本年度の特別出向者は昨年度着任の広島県警の1人を含め計5人。


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2016年04月20日水曜日


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