岩手のニュース

<三陸沿岸道>津波に備え児童ら駆け上がれ!

高さ16メートルの津波避難階段を駆け上がる子どもたち

 岩手県普代村の普代小と普代中が20日、三陸沿岸道路の普代道路(4.2キロ)の津波避難階段を使った避難訓練を繰り広げた。両校の裏山から道路につながる階段を児童生徒164人が駆け上がった。
 避難階段は全長45メートル、幅2メートルのコンクリート製で高低差は16メートル。避難を呼び掛ける校内放送が流れると、子どもたちは息を切らして108段を上り切った。高架になっている普代道路の避難スペースは海抜38メートル。6分半で全員が到着した。
 普代中3年の上神田千尋さん(14)は「上るのが大変で、足ががくがくしたけれど上に来たら安全だと実感した。もしもの時に自分の命を守れるようにしたい」と話した。
 普代道路は2013年10月に完成。避難階段は東日本大震災の教訓から設計に加えられた。避難階段を使う避難訓練は道路完成前の13年5月に始めて以来、毎年春に実施している。
 開通した岩手県内の三陸沿岸道路には、津波避難階段が6カ所整備されている。


2016年04月21日木曜日


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