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おおちゃん小法師「原発事故から立ち上がる」

大熊町が販売を始めた「おおちゃん小法師」

 東京電力福島第1原発事故の影響で全町避難する福島県大熊町は、会津地方の郷土玩具の起き上がり小法師に町のキャラクターを絵付けした「おおちゃん小法師」の販売を始めた。原発事故から必ず立ち上がるという思いを込め、会津若松市に避難する町民らが絵付けをしている。
 小法師には、クマをモチーフにした「おおちゃん」が特産のサケとナシを持った姿で描かれている。原発事故後に義援金や物資を送ってくれた人々に感謝するため、町が昨年作り、関係者にプレゼントした。
 当初は非売品だったが、相次ぐ要望を受け、県内外の5カ所の催しで50〜100個を試験販売。各会場で完売したことなどから、町は商品化を決めた。
 販売価格は1個600円。原価で扱うため収益はないが、町の担当者は「復興のPRにつながればうれしい」と期待する。
 販売場所は大熊町役場の会津若松出張所、いわき出張所、中通り連絡事務所(郡山市)の3カ所。連絡先は町産業建設課のフリーダイヤル(0120)265671。


2016年04月20日水曜日


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