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<伊達な商談会>成約額7億円突破 成立20%超

 東北六県商工会議所連合会などは、東日本大震災の被災企業を中心に販路回復を支援する「伊達な商談会」の2013〜15年度の成約状況をまとめた。通常の展示商談会で5%前後と言われる成約率は、厚い支援が奏功して20%を超え、成約額は7億円を突破した。商談会を機に関係が構築され、その後に成約に至った例もあった。
 事務局の仙台商工会議所によると、15年度の商談件数は1028件で過去2年(13年度850件、14年度961件)を上回った。成約率は20.7%で、13年度24.0%、14年度25.2%に及ばないものの、高い割合を維持した。3年間の平均は23.3%。
 15年度の成約額は約3億2600万円。13、14年度の商談会をきっかけに成約したケースや、取引が継続しているケースを含む。3年間の合計は約7億1000万円を超えた。
 伊達な商談会は13年度に始まった。商品を売る側と国内外に販路を持つ買い付け側の双方の要望を事前に聞いてから交渉する個別商談会、工場などを視察するバスツアー型商談会、複数企業が商品をPRする集団型商談会の三つがある。
 商談会の前後には専門家が地元企業にアドバイスするなど成約率を高める取り組みに力を入れてきた。
 仙台商議所の担当者は「15年度は成約率の高さが浸透し、秋田、山形両県からも参加があった。売り込む側のレベルを上げる一方、販路先を拡大し、復興を後押しする」と話した。


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2016年04月21日木曜日


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