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<東経連>高橋会長退任へ 後任は海輪氏軸

高橋 宏明氏

 東北経済連合会の高橋宏明会長(75)=東北電力相談役=が5月の任期満了を機に退任する意向を固めたことが20日、分かった。東日本大震災からの経済復興に加え、加速器プロジェクト誘致を見据えた先端産業の集積、観光振興といった取り組みが軌道に乗ってきたことを受け、世代交代を決断したとみられる。
 歴代会長は東北電の社長経験者が務めており、後任は2015年6月から副会長を務める海輪誠東北電会長(66)を軸に調整が進む見通し。会長人事は28日の理事会で内定、6月8日の通常総会で正式決定する。
 高橋氏は10年5月に第7代会長に就任し、現在3期目。11年の震災以降、被災地復興と「新しい東北」づくりを最重要課題に掲げ、同年4月設立の東経連ビジネスセンターを通じて被災企業などの新事業創出を後押ししてきた。
 超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」、東北放射光施設の誘致では、国への要望活動のほか関連産業へ地元企業が参画できる体制づくりを推進。観光振興では、15年6月まで会長を務めていた東北観光推進機構と連携、訪日外国人旅行者の誘客など交流人口の拡大策に注力した。


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2016年04月21日木曜日


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