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企業倒産 宮城3.4%増92件・15年度

 帝国データバンク仙台支店がまとめた宮城県内の法的整理による2015年度の企業倒産(負債総額1000万円以上)は、件数が前年度比3.4%増の92件で、4年連続の増加となった。負債総額は前年度比4.2%減の172億6400万円だった。
 件数は、5年続けて100件未満の低水準が続いた。10年度以前は100件以上で経過していたが、中小企業に対する返済猶予などの金融支援や復興需要を背景に倒産が減った。
 原因別は販売不振が82件でトップ。東日本大震災関連の倒産は27件あった。地区別は仙台市が最多の45件で、石巻市10件、名取市6件と続いた。業種別は小売業23件、サービス業19件、建設業18件など。形態別では破産が82件で最多だった。
 負債額別では5000万円未満57件、1億円以上5億円未満19件と続いた。負債額10億円以上の大型倒産は、コーティング製品製造販売のソマテック(大和町、60億円)、水産加工のシンコー(石巻市、37億円)の2件。
 仙台支店は「金融支援でしのいでいる実質破綻の企業の倒産が増える可能性がある」と指摘する。


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2016年04月21日木曜日


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