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<ベガルタ>遠い1点 10代の2人貴重な経験

仙台−福岡 前半35分、相手選手と競り合う仙台・小島(中央)(佐藤琢磨撮影)

 仙台は勝てば3年ぶりの決勝トーナメント進出がぐっと近づくホーム戦で福岡を攻め切れなかった。ゴールに迫る部分で物足りなかったが、10代の2人には貴重な経験となったようだ。
 高卒2季目で19歳の西村は、今季公式戦初先発で「緊張感があった」。2トップの一角だったが、前半はシュートを打てずじまい。ゴールへの意識がチーム全体で高まった後半も、打てたのは1本のみ。「狭い局面でも、強引に前を向いてシュートを打たないといけない」とうつむいた。
 18歳のルーキー小島は、本職のサイドバックではない右サイドハーフを担った。身長170センチながらヘディングでの空中戦で競り負けない身体能力を披露。自信を深めた一方で、求められた攻撃面は「前を向けていなかった」。シュートは打てなかった。
 西村と2トップを組んだ奥埜は2人に関して「思い切ったプレーをしていた」と評価。「もっと2人にいいパスを出せればよかった」と先輩として生かし切れなかった点を悔やんだ。
 小島は後半21分に金久保、西村は同38分に野沢とそれぞれ交代。小島は「またこの位置で起用されれば攻撃の起点になりたい」、西村は「焦らず切り替えて練習から頑張る」。けが人が多いチームは、若手の成長が不可欠だ。(加藤伸一)


2016年04月21日木曜日


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