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産学官で農業者育成 大学、市など組織発足

地域定住農業者育成コンソーシアムの設立総会

 山形大農学部や山形県鶴岡市、農商工団体などは20日、「地域定住農業者育成コンソーシアム」を結成した。鶴岡市を舞台に、新規就農支援や高度な栽培技術の研修などを展開する。大学が主体となって新規就農者の育成に取り組む産学官連携組織を発足させたのは全国初という。
 参加したのは、鶴岡市や山形県、農協、金融機関、商工会議所など14の個人・団体。事務局は山大農学部(鶴岡市)に置く。
 大学教員OBや会員でつくる「青年就農サポーターズクラブ」が中心となり、就農希望者や若手農業者向けの研修を実施し、相談活動も展開する。
 8月にはビジネス化支援として30人程度を対象に「食と農のビジネス塾」を有料で開講。来年2月まで計160時間の講義を行い、個別の経営計画書の作成や農産物の高付加価値化に必要な知識などを伝授する。
 コンソーシアム会長に就いた林田光祐農学部長は「卒業生が鶴岡で就農するには高いハードルがあった。組織発足で地域創生の役割を果たしたい」と語った。
 コンソーシアムは2018年度以降、学生が単位を取得できるプログラムも始める計画。就農対象地域も当初は鶴岡市に限るが、庄内地域を中心に県全域に広げる。


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2016年04月21日木曜日


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