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<福島第1>トリチウム海洋放出 議論慎重に

 東京電力福島第1原発の廃炉の進展状況などを国や東電が説明する「廃炉・汚染水対策福島評議会」が20日、福島県郡山市であった。汚染水の浄化後に残る「トリチウム」の処分方法について、海洋放出が最も短期間に済んで低コストだとの試算を国がまとめたことに、地元関係者から慎重な議論を求める声が相次いだ。
 海洋放出を容認しない姿勢を示す県漁連の野崎哲会長は「(従来通りの)タンク保管も評価に入れるべきではないか」と指摘。鈴木正晃副知事は「経済的合理性だけではなく、風評被害などのリスクも踏まえて議論してほしい」と要望した。
 評議会の議長を務める高木陽介経済産業副大臣は会議後、「科学的に安全であっても(漁業者ら)当事者にとっては重い問題であり、しっかり受け止めて議論していく」と述べた。


2016年04月21日木曜日


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