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<議長政活費疑惑>辞任要求「重く受け止める」

 宮城県議会議長の安部孝氏(60)=宮城選挙区=による政務活動費(政活費)の不正支出問題で、安部氏が所属する自民党・県民会議(32人)は21日、進退を問う声が相次いだ所属議員の意見聴取結果を安部氏に伝えた。安部氏は「重く受け止める」との考えを示したが、辞任は否定した。
 県民会議は安部氏が政活費から支出した42万円を不当利得と認定した県監査委員の指摘を受け、全所属議員に19、20日に聞き取りを実施。中島源陽会長が21日朝、「進退を判断すべきだ」「県民の見方は厳しい」との意見が続出した結果を安部氏に電話で報告した。
 同日あった県民会議の会派総会に出席した安部氏は、所属議員に「重く受け止め真摯(しんし)に対応したい」と述べた後、途中で退席。報道陣の取材申し入れには応じなかった。
 安部氏は議会事務局を通じ、「県政発展と円滑な議会運営に議長として全力で取り組みたい」とコメントを出した。中島会長は「議長の辞任には、会派内に賛否両論ある。次の対応は考えていない」と話した。
 一方、民進党系のみやぎ県民の声(10人)など野党4会派は、議長の進退について話し合う意見交換会を5月上旬に開催するよう県民会議と公明党県議団(4人)に申し入れた。
 県民会議は役員会で取り扱いを協議する。県民の声の藤原範典会長は「県民の信頼を取り戻すためには会派を超えて安部議長の問題に向き合う必要がある。『辞任すべきだ』という声も出るだろう」と話した。


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2016年04月22日金曜日


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