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<熊本地震>トヨタ東日本 22日から休止

生産を停止するトヨタ自動車東日本の宮城大衡工場

 熊本、大分両県を中心に相次ぐ地震の影響で、トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)は22日、岩手、宮城両県の工場で操業を休止する。被災した工場で製造される部品の調達が困難になったため。25日以降、段階的に生産を再開させる。
 宮城大衡工場は、2月にあったグループ会社工場の爆発事故に伴う生産休止の影響を補うため、23日から土曜操業を始める予定だった。トヨタ東日本は「お客さまを待たせてしまう事態になれば申し訳ない。これから挽回していきたい」(総務部)と説明した。
 同社は宮城大衡工場で販売が好調なシエンタ、岩手工場(岩手県金ケ崎町)で人気車種のアクアを製造している。再開時期は岩手工場の1ラインが25日、残り1ラインと宮城大衡工場が26日になる見通し。九州で盛んな自動車産業の被災で、東北の部品メーカーには影響を懸念する見方がある。自動車向け電子部品製造「北光」(栗原市)の佐藤伸也社長は「状況を注視している。生産調整などは考えていないが、影響は少なからず出るだろう」と話した。
 熊本地震では、熊本市のトヨタ系「アイシン精機」の子会社工場が被災し、ドア部品などの供給不足が発生。トヨタ自動車は18日以降、全国の車両組立工場で生産を取りやめている。


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2016年04月22日金曜日


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