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<楽天>中継ぎ左腕浜矢 期待一身

20日のオリックス戦に7番手として登板、2季ぶりの勝利を挙げた浜矢=コボスタ宮城

 東北楽天の浜矢広大投手が中継ぎ左腕として頼もしい存在になりつつある。20日のオリックス戦、3−3の延長十二回に今季初登板。前日1軍登録されたばかりだったが、7連敗阻止が掛かる大事な場面を託された。伸びのある速球で三者凡退に抑える快投を見せてサヨナラ勝ちを呼び込み、2季ぶりとなる勝利を挙げた。
 圧巻は2死を取り、この試合本塁打を含む3安打と大当たりの糸井嘉男との対戦。「思い切り投げられた」と1ボール2ストライクから、最後は146キロの速球を外角低めに投げ、空振り三振に仕留めた。
 開幕前には梨田昌孝監督が「開幕2戦目の先発候補に」と考えていた有望株。2月の久米島キャンプでは低めに伸びる速球が際立っていたが、オープン戦登板6試合で防御率7.45に終わり、開幕を2軍で迎えた。
 2軍ではフォーム固めに専念。体幹強化にも励み、「投げる時の肘の高さがしっくりきて、腕を強く振れるようになった」。いい感覚をつかんだことが好投につながったようだ。
 梨田監督は「ストライク先行で投げられるし、相手の懐に差し込むボールもある」と高く評価。森山良二投手コーチも「浜矢は最高の投球だった。精神的に落ち着いて投げていたので、(勝負所の)六、七回でも十分使える」と期待する。金刃に続く中継ぎ左腕の台頭を望んでいた首脳陣に貴重な手駒が一つ増えた形だ。(佐々木智也)


2016年04月22日金曜日


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