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バイオコークスお披露目 横手工場完成

バイオコークスの製造工程を見学するお披露目会の参加者

 もみ殻などが原料の人工石炭「バイオコークス」の製造と燃焼の本格的な実証試験が7月に始まるのを前に、バイオコークスを生産する横手市の横手バイオコークス製造所で21日、地元関係者を招いた新プラントのお披露目会があった。
 もみ殻や樹皮などを供給する市内の農協関係者や森林組合員ら約30人が出席。製造所を運営する石炭エネルギーセンター(東京)の職員が、量産を図るために導入した原料貯蔵施設や原料を高圧で固める製造機器の作業工程を説明した。
 バイオコークスは盛岡・紫波地区環境施設組合清掃センター(岩手県矢巾町)で3月まで、二酸化炭素排出量を減らす実証試験用のごみ焼却炉の補助燃料として一部が使われていた。
 7月以降、同製造所は原料の配合割合を調整しながら1日2トンを製造する。同清掃センターでは、補助燃料として使われている石炭コークスのうち、4分の1程度をバイオコークスに置き換えて使用。補助燃料としての性能を確認し、本格的な実用化を探る。
 実証試験は2018年3月まで。その後は地元企業とバイオコークスの製造・販売事業の設立を目指す。
 石炭エネルギーセンターの塚本修理事長は「もみ殻などの原料を得やすい横手市の地の利を生かし、石炭コークスの代替となる燃料を目指したい」と話した。


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2016年04月22日金曜日


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