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<熊本地震>奇跡のアジサイ つなぐ支援

住民らの募金活動に協力する子どもたち=21日、須賀川市内

 東日本大震災に伴う須賀川市の藤沼ダム決壊で被災した住民らが、地震が相次ぐ熊本県民らを支援する義援金を募り始めた。
 地元の長沼商工会は3年前から、ダム湖底で見つかった「奇跡のアジサイ」の挿し木を全国に送付。熊本に「里親」がいるという。
 商工会員ら有志約10人が募金箱60個を手作りし、20日に長沼地区の商店や医院、公民館など53カ所に設置した。募金は1カ月程度続け、届け先を検討する。
 商工会によると、アジサイの里親は市庁舎が被災した熊本県宇土市に3人、熊本市南区に2人いる。うち4人からは苗木が育つ様子をつづった便りや写真などが寄せられていた。アジサイは宇土市の市花になっている。長沼商工会の遠藤吉光会長(64)は「どの人もアジサイを通して福島の被災地に心を寄せてくれた。今度は少しでも応援の気持ちを届けたい」と話した。
 藤沼ダムは震災の地震で決壊。150万トンの水が下流域に押し寄せ、7人が死亡し、当時1歳の男児が行方不明となっている。


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2016年04月22日金曜日


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