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<東芝グループ>新入社員が被災地支援

メカブの出荷作業を手伝う新入社員

 東芝グループ(東京)は東日本大震災の被災地支援のため、宮城県南三陸町で新入社員研修を行った。同町での新人研修は2012年から5年連続で、延べ約4600人がボランティア活動を経験した。
 新入社員1059人が5班に分かれて13日から順次同町を訪れ、2泊3日の日程で研修に臨んだ。漁業や植林の作業を手伝い、復興の歩みなどを紹介する佐藤仁町長の講演を聴いた。
 最後の班が最終日を迎えた22日は140人が漁港でメカブを芯からそぐ作業に参加した。宮城県利府町出身の桜井雅将さん(23)は「古里の利府町須賀地区より養殖の規模が大きいが、人手が足りない。助け合うことが大切だ」と話した。
 同町戸倉でワカメ漁を営む今野みつ子さん(62)は研修の受け入れ先の一つとなった。「若い人に手伝ってもらい出荷量はいつもの倍以上に増えた。震災後は落ち込むこともあったが、元気をもらって本当に助かっている」と感謝した。
 東芝グループは復興支援活動を通じて社会貢献の重要性を学んでもらおうと、同町で研修を行っている。


2016年04月23日土曜日


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