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<ベガルタ>帰ってきたウイルソン雪辱へ闘志

守備に入った渡辺監督(右)の裏に抜け出すタイミングを計るウイルソン

 リーグ戦4連敗と苦しむ仙台に、頼れるエースが戻ってきた。左太ももに違和感を訴え、前節浦和戦を欠場したウイルソンが神戸戦で先発出場する見込みだ。「もう問題ない。得点したい」と、復帰戦を前に闘志を燃やす。
 22日の紅白戦では、同じく2トップで先発が見込まれる野沢の意表を突くパスに素早く反応し、好機をつくった。「パスがうまい選手なので、周囲でたくさん動けばいいボールが必ず来る」。開幕前のキャンプで初めて組んだ2トップの「相棒」に対し、絶大な信頼を寄せている。
 昨年5月30日のリーグ戦の神戸戦で左ひざ裏付近の腱(けん)断裂の大けがを負い、約3カ月戦線を離脱した。昨季の不振のきっかけとなった相手だが、「いい思い出の方が多い」と強調する。2014年は得点し、4−3の勝利に貢献した。「立ち上がりから相手に圧力をかける」と、2季ぶりのゴールで昨季の雪辱を果たすつもりだ。
 降格圏のチームが勝ち点1差に迫るが、焦りはない。「マイナスなことは考えない。必要なのは勝利だけだ」。数々の苦境を救ってきた男がチームに勢いをもたらす。(狭間優作)


2016年04月23日土曜日


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