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高品質トマトを匠の連携で 青森で生産者組織

「よもぎたブランドトマト匠の会」の設立総会

 2012年から新品種トマトのブランド化に取り組んでいる青森県蓬田村で今月、生産力と経営の安定を目指す生産者組織「よもぎたブランドトマト匠(たくみ)の会」が発足した。計画的な生産体制を整え、さらなるステップアップを図る。

 匠の会は、村の特産品「桃太郎」を含むブランドトマトシリーズ「よもぎた4姉妹」のうち、村独自のブランド名が付けられたミニトマト「よもぎたベビーベビー」、いずれも中玉の「サマーセレブ」「北の雅(みやび)」の3種を生産するトマト農家16人が設立した。
 これまでは村産業振興課や地元農協の職員が、効果的な肥料のやり方や生育状態に合わせた水加減などを巡回指導して品質向上に努めてきた。3種の栽培技術はまだ確立していないため生産者らの技術や感覚などに頼るところが大きく、食味や色などにばらつきが出るという課題があった。
 今後は匠の会で生産者同士の連携を図り、研修や講習などを開いて生産技術を高めていく。7月上旬には収穫したトマトの品質をチェックし、出荷規格などを確認し合う目ぞろえ会の開催を予定している。
 会長の八戸明治さん(47)は「生産者で協力して良い品質のトマトを育て、たくさんの消費者に食べてもらいたい」と意気込んでいる。事務局で村の第三セクター「よもぎたアシスト」によると、昨年の3種の売上額は600万円。今年は1000万円を目標としている。


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2016年04月23日土曜日


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