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<中三ガス爆発>遺族と百貨店の賠償請求棄却

 東日本大震災直後の2011年3月、盛岡市の百貨店「中三盛岡店」(閉店)でガス爆発事故が起きたのはガス漏れ点検が不十分だったためとして、死亡した男性=当時(44)=の長男と中三(青森市)が、盛岡ガス(盛岡市)にそれぞれ約8800万円、45億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、盛岡地裁は22日、請求を棄却した。
 小川理津子裁判長は、爆発前の3月12日、同店地下1階で警報器が鳴った際の盛岡ガスの点検は適切に実施されたと判断。警報器はガス以外の原因で誤作動した可能性があるとし、「点検員が漏れたガスを見落としたと言えない」と結論付けた。
 死亡した男性は同店地下1階の焼鳥店店長。男性の長男の弁護人と中三は「判決内容を確認し、今後の対応を決定する」とのコメントを出した。
 判決によると、11年3月14日午前8時ごろ、同店地下1階の床下に充満したガスが爆発し、1人が死亡、11人が重軽傷を負った。


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2016年04月23日土曜日


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