岩手のニュース

被災地を球音響く新名所に 田老野球場再建

防潮堤の陸側に再建された田老野球場

 東日本大震災の津波で全壊し、再建された宮古市の田老野球場で22日、落成式があった。地元の小中学生や住民約400人が完成を祝った。

 グラウンドは両翼92メートル、中堅120メートル。内野スタンドに約1000の座席を設け、ナイター照明4基も整備した。総事業費は7億8600万円。旧球場は防潮堤の海側にあったが、新球場は陸側に整備した。
 愛称は「キット、サクラサク野球場」「あきらめない心スタジアム」の二つ。山本正徳市長は「すてきな名前を頂いた。多くの人に親しまれる球場になることを願う」とあいさつした。
 テープカットの後、バックスタンドからの餅まきや桜の植樹もあった。田老一中2年の小林昂平さん(13)は「震災後、球場がなくて寂しかった。早くここでプレーしたい」と話した。
 23日は三陸鉄道(宮古市)とネスレ日本(神戸市)の主催で「復旧祭」を開催。新球場を本拠地とする草野球チーム「三陸鉄道キットDreams」の試合がある。


2016年04月23日土曜日


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