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<メガソーラー>飯舘に完成 売電収入復興に

福島県飯舘村に新たに完成したメガソーラー

 東京電力福島第1原発事故で全村避難する福島県飯舘村の飯樋地区に大規模太陽光発電所(メガソーラー)が完成した。発電した電力は全て東北電力に売り、収益の一部を村の復興に活用する。

 村と東光電気工事(東京)が設立した「いいたてまでいな太陽光発電」が事業主体となり、村西部の3カ所の村有牧草地(計約14ヘクタール)に発電パネル4万4548枚を設置。1カ所は設備を見渡せるよう、高さ8メートルの展望台も整備した。
 最大出力は1万キロワットで、年間発電量は一般家庭2500世帯の消費分に相当する1100万キロワット時の計画。総工費約35億円のうち、約4億円に国の補助金を充てた。20年間の売電収益のうち12億円が村に分配され、復興事業に使われる見込み。
 地元の小学校で22日にあった竣工(しゅんこう)式で、菅野典雄村長は「売電収益は復興に大いに役立つと期待している。村のシンボルとなり、観光地にもなってほしい」と話した。


2016年04月23日土曜日


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