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避難で精神被害 東電に賠償請求

 東京電力福島第1原発事故の初期被ばくや自主避難による家族の分断などで精神的被害を受けたとして、福島県中通り地方の女性らでつくる「中通りに生きる会」は22日、東電に対し総額9886万円の損害賠償を求める訴えを福島地裁に起こした。
 提訴したのは会員110人のうち男性5人を含む20〜70代の52人で、事故当時、福島市や郡山市など6市町に住んでいた。
 訴えによると、福島県内の避難指示区域外の住民に対する東電の賠償額は精神的慰謝料4万円を含め一律12万円。原告側は損害内容は異なるとし、それぞれ約110万円〜約900万円の賠償を求めた。
 提訴後、福島県庁で記者会見した生きる会の平井ふみ子代表(67)は「一人一人の悲しみや悔しさ、無念さを理解した判決を期待する」と話した。
 東電は「請求内容や主張を詳しく聞いて真摯(しんし)に対応していく」との談話を出した。


2016年04月23日土曜日


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