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<参院選宮城>2現職 生き残りへ気勢

 7月10日の投開票が有力視される参院選で、改選数が2から1に減る宮城選挙区の議席を争う両現職が、選挙態勢の準備を本格化させている。再選を期す自民党熊谷大氏(41)は23日に事務所開きをし、4選を目指す民進党桜井充氏(59)は22日夜に大規模集会で気勢を上げた。与野党対決のさや当ても激化している。

 熊谷氏の陣営は23日午前、仙台市宮城野区榴岡1丁目で事務所開きを行った。自民党の県選出国会議員や県内の市町村長ら約450人が顔をそろえ、周辺の駐車場は来場者であふれた。
 あいさつに立った熊谷氏は「東日本大震災からの復興に向けてやり残した仕事がある。1議席を守り抜く」と力を込め、小野寺五典氏(衆院宮城6区)は「保守の力を結集すれば必ず勝てる」と呼び掛けた。
 事実上の一騎打ちとなる野党連合を意識した発言も相次いだ。自民党の伊藤信太郎県連会長(同宮城4区)は「選挙のためだけに集まった勢力が宮城、日本の役に立つはずがない」と批判。公明党の庄子賢一県本部代表も「野合勢力との戦いだ」と訴えた。
 桜井氏の陣営は22日夜、青葉区のホテルメトロポリタン仙台で総決起集会を開催。前回(2010年)より時期を約1カ月早め、本番への機運を盛り上げた。
 約1000人の参加者を前に、桜井氏は「政治を変えるのは1票の力だ。1人区の厳しい戦いを勝ち抜く」と、生き残りに決意をみなぎらせた。奥山恵美子仙台市長や永井幸夫仙台市医師会長らが壇上で激励し、会場は熱気に包まれた。
 民進党本部から応援に駆け付けた細野豪志衆院議員は「安倍政権にブレーキをかける政党が必要だ」と力を込めた。共産、社民との野党共闘を主導した安住淳県連代表(衆院宮城5区)は「日本最大の激戦区を力を合わせて制す」と結束を強調した。
 宮城選挙区では、幸福実現党新人油井哲史氏(36)も立候補を表明している。


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2016年04月24日日曜日


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