岩手のニュース

SL銀河 3年目の運行開始・JR釜石線

立ち上る黒煙とともに遠野駅を出るSL銀河

 東日本大震災の復興支援と東北への観光誘客を掲げるSL銀河が23日、JR釜石線(花巻−釜石間、90.2キロ)で3年目の運行を開始した。春の暖かな日差しを浴び、煙を吐きながら力強く駆ける姿に、沿線で多くの人が手を振った。
 花巻駅を午前10時37分に出発し、約4時間半かけて釜石駅に向かった。花巻、遠野、釜石の各駅でセレモニーがあり、ご当地キャラや郷土芸能がSL発着を盛り上げた。
 遠野駅前では、市民グループ「ねまるべ遠野」がひっつみを1杯100円で販売した。例年は運行初日に無料で振る舞うが、今回は売り上げを全て熊本地震の義援金に充てる。降り立った乗客は次々と買い求めていた。
 SL銀河は、C58型の蒸気機関車が客車4両を引く。客車の外観には「銀河鉄道の夜」に登場する動物や星座がデザインされ、車内に宮沢賢治にちなんだ展示やプラネタリウムがある。8月末まで土日と祝日を中心に22往復運行する予定。


2016年04月24日日曜日


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