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伝わる夫婦の愛情 舟越保武さんらの手紙紹介

2組の夫婦が交わした手紙を展示しているラブレター展

 岩手県盛岡市中ノ橋通の「盛岡てがみ館」で、特別展「ラブレター展」が開かれている。岩手県一戸町出身の彫刻家舟越保武さん(1912〜2002年)と同市出身で石川啄木研究の第一人者の吉田孤羊さん(1902〜1973年、河北文化賞受賞)が、それぞれ妻と交わした5通を紹介している。26日まで。
 舟越さんは85年、胃がん手術を終えた妻道子さんに手紙を送った。夫婦になって45年たっていたが、「(回復室で見た)あなたは聖母のように美しかった」と変わらぬ愛をしたためた。
 残る4通は吉田さんと妻道子さんが結婚前、遠距離恋愛中にやりとりしたラブレター。吉田さんが「みっちゃん(道子さん)を離れて生の存在を考えることすらできません」と送ると、妻は「1分なりとも長くお会いしていたい」と返した。
 館長の磯田望さん(63)は「電子メールの普及で手紙を書く機会は減った。手書きだからこそ伝わる愛、心遣いを忘れないでほしい」と話す。
 午前9時〜午後6時。大人200円、高校生100円、中学生以下無料。連絡先は盛岡てがみ館019(604)3302。


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2016年04月24日日曜日


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