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<ベガルタ>終了間際失点 悔しさ収まらず

神戸―仙台 試合終了後、神戸に同点に追い付かれ、悔しそうな表情を見せる仙台イレブン(鹿野智裕撮影)

 試合終了間際の失点が、仙台の勝利を吹き飛ばしてしまった。「サッカーの厳しさを教わった」。今季初めて複数得点した上で、リーグ戦の連敗を4で止めながらも渡辺監督に笑顔はない。失点直後に失点を重ねる悪癖は繰り返さなかったが、スタジアムを去る選手の表情は監督と同様、一様に暗かった。
 2−1の後半ロスタイム3分、ペナルティーエリアに駆け込んだ神戸・渡辺への対応が遅れた。渡部は「気持ちの面でふわっとした感覚があった。寄せ切れなかった」と唇をかむ。後方からのパスをそのままシュートされ、無情の同点弾となった。
 後半はやや攻め込まれたが、前半より高い集中力で仙台らしい「堅守」を見せた。それだけに、監督は「勝ち点3を持って帰らないといけなかった」と、悔しさが収まらない。
 一方の攻撃面は、途中出場の奥埜が今季初得点。昨季チーム最多タイの7ゴールを決めたエースは「選手同士の距離が近くなった。最近、体も動けている」と手応えを口にする。
 明と暗の両面がくっきり出たが、上位チームから敵地で挙げた勝ち点1は決して小さくない収穫。浮上に向けた契機としたい。(狭間優作)


2016年04月25日月曜日


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