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「秋田で教育実習」首都圏の学生に好評

教育実習継続の協定書を取り交わす北秋田市の三沢仁教育長(左)と壬生学部長

 北秋田市の小学校が受け入れている共栄大教育学部(埼玉県春日部市)の教育実習が、学生たちに好評だ。全国学力テストでトップクラスを誇る秋田県の教育現場で「首都圏と異なる指導法を体感できた」と手応えを感じる学生は多い。同大教育学部は22日、実習継続に向けて北秋田市教委と協定を結んだ。
 同市での実習は2014年に始まった。当初は学生2人だったが、興味を持つ学生が増え、昨年は7人が参加した。ことしは5人、来年は7人の予定だ。
 昨年、3年生を担当した河村美穂さん(21)=埼玉県出身=は、児童が学んだことを授業の最後に振り返るおさらいや、自主学習の充実ぶりに目を見張った。「教員になったら採り入れたい」と意欲を見せる。
 学生は1カ月間滞在するため、1人約10万円の宿泊費がかかる。5年生を受け持った大川健吾さん(24)=千葉県出身=は「金銭的負担よりも、秋田の指導法を学べたことの方が大きい。教員になってから役立つはずだ」と話した。
 同大教育学部は定員130人で、大半が首都圏で実習する。壬生(みぶ)幸子学部長は「秋田の先生の教育的な技量は高い」と評価する。大学と市を橋渡しした秋田大北秋田分校の浜田純分校長は「若者が一定期間滞在することで、地域が明るくなるなどの効果も出ている」と説明する。


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2016年04月25日月曜日


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