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<リオ五輪>カヌー佐々木兄弟が切符獲得

男子カナディアンペア決勝 優勝した佐々木翼(手前)、佐々木将組

 アジア選手権最終日は24日、富山市井田川カヌー競技場で行われ、男子カナディアンペア決勝で佐々木将汰、佐々木翼組(秋田・万六建設)が96.71点で優勝して出場枠を獲得し、日本連盟の選考基準で初の五輪代表に決まった。
 23歳の将汰と21歳の翼の兄弟ペア。昨年の世界選手権で出場枠を手にできなかったが、今大会は中国の強敵を抑えて切符をつかんだ。
 佐々木翼、佐々木優組(秋田県体協)は5位だった。

<つかんだ「ラストチャンス」>
 兄弟ペアで五輪に出ることが、小学生で競技を始めた頃からの2人の夢だった。カナディアンペアは2020年東京五輪では実施されない可能性が高く、佐々木兄弟は「ラストチャンス」を見事つかんだ。兄の将汰は「ほんと、やってきて良かった」と瞳を潤ませた。
 昨年末から国立スポーツ科学センターで専門的な筋力強化に取り組む。持ち味だった技術面にはさらに磨きをかけた。成果は如実に表れ、準決勝をトップ通過。決勝では当初、旗門に触れたとして中国ペアと同点1位の結果が出た。映像で接触がないことが確認されて減点が取り消され、五輪切符獲得が決まった。翼は「どきどきだった」と振り返った。
 本来ならパワーがある将汰がエンジン役となる前を務めるのがセオリーだが「この方がしっくりくるから」と子供の頃から弟が前、兄が後ろ。弟は「世界で見ても強い中国に勝ったのは自信になる。自分たちの最大限の力を出したい」と五輪へ視線を向けた。

[佐々木 将汰(ささき・しょうた=カヌー・スラローム男子カナディアンペア)]弟の翼とのペアで世界選手権に4度出場。秋田・西仙北高出、万六建設。165センチ、66キロ。23歳。大仙市出身。

[佐々木 翼(ささき・つばさ=カヌー・スラローム男子カナディアンペア)]兄の将汰とのペアで15年U−23(23歳以下)世界選手権4位。秋田・西仙北高出、万六建設。170センチ、60キロ。21歳。大仙市出身。


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2016年04月25日月曜日


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