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山形県新人職員 津波の実態宮城で学ぶ

渡辺さん(手前左端)の案内で旧中浜小を見学する山形県職員

 山形県の新規採用職員167人が21日、名取市や宮城県山元町の東日本大震災の被災地を訪れ、津波被害の実態を学んだ。2011年度から実施している研修の一環で、看護職を除く新人職員が参加した。
 山元町では町内で活動する「やまもと語りべの会」会長の渡辺修次さん(64)らが、津波で損壊した旧中浜小校舎などを案内。鉄筋2階の旧校舎は津波で水没したものの、児童ら90人が屋根裏部屋に逃げて助かった状況などを説明した。
 渡辺さんが「生き残った者の責務として震災を語り継ぎたい。地域に戻って被災地のことを伝えてほしい」と話すと、参加者は真剣な表情でうなずいていた。総務部に配属された笹原綾太さん(26)は「津波の恐ろしさを実感した。県職員としてできることをしていきたい」と述べた。


2016年04月25日月曜日


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