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<G7財務相会議>大規模施設警備は万全

水溶液入りの不審物を回収する消防隊
不審物を回収する県警機動隊の爆発物処理班

◎消防と連携強化 岩沼署・名取

 仙台市で5月20、21の両日開かれる先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議を前に、岩沼署と名取市消防本部などは25日、名取市のイオンモール名取でテロ対策の合同訓練を実施した。県警が大規模集客施設で訓練したのは初めて。
 約60人が参加した。「不審者が水溶液入りペットボトルを店内に置いた。倒れている客がいる」との110番を受け、駆け付けた岩沼署員がナイフを振り回す不審者を逮捕。防護服を着た消防隊が客を救助し、ペットボトルを回収した。
 岩沼署の佐藤淳副署長は訓練後、「パリで発生したテロは大規模集客施設が狙われ、われわれも衝撃を受けた。訓練は比較的スムーズだったが、今後とも各機関と連携し、万が一の事態に備えたい」と話した。


◎迅速に避難促す 仙台北署

 仙台北署は25日、G7財務相・中央銀行総裁会議の会場となる仙台市の太白区秋保地区近くの大規模商業施設でテロ対策訓練を実施した。
 近年のテロは警備が手薄で人が多く集まる場所が狙われる傾向を踏まえ、訓練会場は青葉区の錦ケ丘ヒルサイドモールを選定。警察官や従業員ら約40人が参加し、迅速な避難誘導や安全確保の手順などを確認した。
 訓練は「不審なリュックサックが中庭に放置されている」と想定。爆発物の可能性を考慮し、防護服を着た県警機動隊の処理班が長さ3メートルのマジックハンドで回収した。
 仙台北署の渡辺裕司警備課長は「テロを防ぐためには県民の目が不可欠。不審物を見つけたら速やかに通報してほしい」と話した。


2016年04月26日火曜日


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