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<過酷労働訴訟>破産マッサージ会社と和解

 過酷な労働を強いられ早期退職を余儀なくされたとして、仙台市青葉区のマッサージ会社「REジャパン」=2015年3月に破産=で働いていた元従業員の20代の男女6人が元取締役計15人に計約3800万円の損害賠償を求めた訴訟は25日、元社長=福島刑務支所収監中=を除き、仙台地裁で和解が成立した。
 元従業員側によると、和解内容は非公表。代理人は「会社破産後も取締役に責任を追及できることが証明された。横行するブラック企業に対する大きな武器になる」と語った。元社長とは条件が折り合わず、判決となる見通し。
 訴えによると、6人は10〜12年に入社。求人は正社員だったが、実際には個人事業主扱いの外交員だった。時間外労働に対する割増賃金は支払われず、取得できる年次有給休暇も実際より少ない日数を示されていたという。
 訴訟は若者を正社員として大量採用し、使い捨てにする「ブラック企業」が社会問題として注目され始めた13年11月に提起された。同問題を巡る全国初の集団提訴とみられる。


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2016年04月26日火曜日


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