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被災沿岸と内陸 技と食で新商品次々

盛岡手づくり村で開かれた沿岸と内陸の事業者による新商品の発表会=盛岡市

 東日本大震災からの復興が進む被災地の魅力を発信しようと、盛岡市の緊急雇用創出事業を受託した岩手県沿岸と内陸の7事業所が、職人の技術や豊かな食材を生かした三つの新商品を開発した。夏までにアンテナショップなどで発売する。
 商品は三陸産海草と盛岡産玄米を使ったスープ茶漬け「真崎海鮮粥(かゆ)」、釜石市の伝統芸能「虎舞」の意匠をあしらったスギ材の「虎舞キーホルダー」、野田村産ヤマブドウがベースの「山ぶどうステーキソース」。
 海鮮粥は宮古市の田老漁協で廃棄されていたワカメや昆布を活用。盛岡市の就労支援施設「盛岡アビリティーセンター」が乾燥製粉機で加工した。
 キーホルダーは紫波町の「マルツ工房」がデザイン。釜石地方森林組合がスギを提供し、釜石市の就労支援施設「かだっぺし」がレーザー加工機で製品にした。
 ステーキソースは野田村の第三セクター「のだむら」が販売する山ブドウのピューレをアレンジ。盛岡市の「浅沼醤油店」がしょうゆや赤ワインを加えて煮詰めた。程よい酸味が特長でサラダにも合う。
 のだむらの古舘美恵子総務課長(55)は「若い世代が地元に愛着や誇りを持てるように全国に通用する地場産品に育てたい」と話す。予定価格は海鮮粥が160グラムで1000円、ステーキソース600円、キーホールダー700円程度。


2016年04月26日火曜日


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