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<福島市長>後援会が有権者に無料で飲食提供

招待の印が押された政治資金パーティーのチケットと案内状(写真は一部加工しています)

 福島市の小林香市長の後援会が政治資金パーティーに会員以外の有権者らを招待し、「納入済み」と印字された入場券などを送り、参加した10人から会費を徴収していなかったことが25日、分かった。無料の飲食提供を禁じた公選法に違反した恐れがあり、後援会は急きょ、支払いの約束を取り付けるなどした。
 小林市長は同日の定例記者会見で「配慮が至らないところがあった」と述べる一方、招待した場合であっても「会費として持ってくるのは常識と認識していた」と釈明した。
 パーティーは21日に福島市で開かれ、約1000人が参加。立食形式で後援会員らの会費は5000円だった。後援会によると、会員以外の来賓向けとして案内状と入場券を用意。いずれも「御招待」の印を押し、会費については金額を二重線で消したり、「納入済み」と記したりした。
 案内状は国会議員や周辺の市町村長、有権者でもある市内の団体幹部ら計100人余りに送付。このうち当日の支払いを確認できなかった10人を含む37人が参加した。団体幹部については「支持者から知り合いらを紹介してもらった」(後援会)という。
 小林市長は自身の責任に関して「私に関係する会合で(後援会事務局の不手際も含め)責任がある」と説明。今後の対応などは「弁護士と協議する」と話した。
 後援会関係者は「25日までに今後の支払いを約束してもらい、批判されるようなことはなくなった」と語った。


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2016年04月26日火曜日


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