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<衆院2補選>野党共闘 自民「手ごわい」

 自民党候補が接戦を制した衆院北海道5区など衆院ダブル補欠選挙の投開票から一夜明けた25日、東北の国会議員は夏の参院選に視線を向けた。北海道5区では民進などの野党連合は勝利まであと一歩届かず、自民は野党統一候補の猛追を許した。与野党とも夏の戦いを制すため気を引き締め直した。
 参院選岩手選挙区では野党候補の一本化に向けた調整が行われている。自民党岩手県連会長の鈴木俊一氏(衆院岩手2区)は「野党共闘候補は手ごわい相手と実感した」と警戒した。
 改選数が2から1に減る参院宮城選挙区で再選を目指す自民党現職の熊谷大氏は「町村信孝前衆院議長の弔い合戦だったが約1万票差に迫られた」と厳しい見方をする。一時の自民楽勝ムードを吹き飛ばした野党共闘について「危機感を感じる。どう機能したのか分析したい」と懸念。衆参同日選の可能性も依然として残るが「いまは参院選で頭がいっぱい」と語った。
 宮城選挙区で4選を狙う民進党現職の桜井充氏は「厳しい結果となった。非常に残念だ」と語った。宮城は北海道で実現した民進、共産、社民各党の野党統一戦線が再現される。「自分がやるべきことは変わらない。安全保障関連法の廃止や、格差是正などの政策をしっかり訴えていく」と強調。野党勢力を結集し、サバイバルレースで生き残ることを誓った。
 北海道5区補選は共産党が野党共闘のため候補を取り下げた初のケース。党衆院議員の高橋千鶴子氏(比例東北)は補選結果に「悔しさはあるが、心を一つにすれば参院選でも勝機はあると確信を持てる内容だった」と前を向いた。


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2016年04月26日火曜日


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