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<GW>旅行商戦 2泊3日が中心に

旅行会社の窓口で予約したり相談したりする来店客ら=仙台市内

 29日に始まる大型連休向けの東北の旅行商戦は、2泊3日の商品が中心となっている。今年は3連休が2回(29日〜5月1日、3〜5日)、2連休が1回(7、8日)という分散型のためだ。国内は首都圏や関西方面に向かう定番の商品のほか、北海道新幹線開業効果で函館方面が人気。海外はアジアなど近い場所が選ばれている。
 JTB東北仙台支店(仙台市青葉区)では、函館を中心に2泊3日で道南エリアを回るプランが伸びている。吾妻秀俊支店長は「やはり北海道新幹線の影響が大きい。北海道方面の予約人員数は前年同期比で3割程度増えている」と話す。
 近畿日本ツーリスト東北(青葉区)も傾向は同様。函館を中心としたプランの予約人員が前年同期に比べ3倍に増えた。
 北海道以外では、両社とも東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)やユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市)の売れ行きが例年通り好調だ。
 近ツー東北のTDR商品は前年同期比2割増の出足。野崎佳政社長は「開園15周年のディズニーシーで4月から記念イベントが開かれており、話題性がある」と人気の理由を説明する。
 一方、海外旅行商品は、原油安による燃油サーチャージ無料化や円高傾向などの追い風はあるものの、ヨーロッパ行きが苦戦中。テロの続発など国際情勢が影響している。4日間程度と比較的短い日程で、グアムや台湾などに行く傾向が強い。
 全国から東北を訪れる人は増加傾向にある。旅行予約サービスの楽天トラベル(東京)によると、今年の大型連休中の宿泊を予約した人の行き先ランキングで、宮城県は全国2位。前年同期比76.6%の大幅増となった。担当者は「首都圏から北海道新幹線を利用し、東北と北海道を回る旅行をするケースが多い」と分析している。


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2016年04月27日水曜日


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