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<熊本地震>「心理的ケア今後は必要」報告

現地の状況などを報告する(左から)伊藤さんと渡辺さん

 熊本地震の被災地支援で熊本赤十字病院(熊本市)に派遣された医療スタッフ2人が26日、活動を終えて戻った福島赤十字病院(福島市)で、幹部らに現地の状況を報告した。
 2人は脳神経外科の医師伊藤裕平さん(26)と看護師渡辺あゆみさん(44)で25日までの5日間、救急センターで活動。現地では1日200人以上の救急患者を受け入れたという。
 伊藤さんは「日数の経過とともに肺炎などを発症する高齢者が多くみられた。今後は避難者に孤立感を抱かせないよう心理的なケアが必要」と強調。渡辺さんは「自身も被災しながら懸命に働く地元スタッフの姿に励まされた」と語った。
 福島赤十字病院は5月16日まで計5回、医師、看護師らを派遣するほか、避難所などを巡回する救護班も送り出している。渡部洋一院長は「組織的な派遣ができるのは赤十字病院だけ。継続的に支援したい」と話した。


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2016年04月27日水曜日


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