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<飯坂温泉>今昔比べて 大学生が散策パンフ

配布を始めたパンフレットをPRする鈴木さん

 福島大の学生たちが、福島市の飯坂温泉街を昔の風景と見比べながら散策できるパンフレット「古地図で巡る飯坂今昔散歩」を作った。福島交通飯坂線(福島−飯坂温泉間、9.2キロ)の特別フリー乗車券の購入者を対象に配布している。
 作ったのは経済経営学類の吉田樹准教授(都市・地域計画論)のゼミ生たち。A4判10ページに、共同浴場の鯖湖(さばこ)湯や波来(はこ)湯、飯坂温泉駅、十綱(とつな)橋など明治以降に撮影された10カ所の写真や歴史などを掲載している。
 このうち8カ所は下に空欄を設けた。裏表紙に印刷した1923年の古地図を見ながら、実際に歩いて撮影した現在の風景を貼り、アルバムを完成させる仕掛けだ。
 学生たちは2014年秋から温泉街の活性化を議論。旅館や観光客への聞き取りで「車で旅館を直接訪れるケースが多く、温泉地を歩く人が少ない」と分かり、パンフレットを作ることにした。
 中心メンバーの4年鈴木美穂さん(21)は「仲間と写真を撮ったり昔を懐かしんだり、若い人にも年配の方にも街歩きを楽しんでほしい」と期待する。
 配布場所は福島市の福島交通飯坂線福島駅窓口。フリー乗車券は800円で、2日間全線乗り降り自由。連絡先は福島交通鉄道部024(558)4611。


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2016年04月27日水曜日


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