岩手のニュース

<参院選岩手>「小沢王国」主浜氏が引退表明

記者会見で参院選に立候補せず引退を表明する主浜氏

 夏の参院選岩手選挙区(改選数1)で、3選を目指す意向を示していた生活の党現職の主浜了氏(66)は27日、盛岡市で記者会見し、立候補せず今期限りでの引退を正式に表明した。主浜氏は「体調が深刻な家族を抱えた中で、これまでと同様な政治活動はできない」と家族の介護を理由に挙げた。主浜氏の後継候補は、達増拓也知事の元政務秘書木戸口英司氏(52)を軸に調整が進む見通し。
 主浜氏は後継候補について「他の野党との協議が必要。現時点で差し控えたい」と述べるにとどめた。
 同選挙区では主浜氏を野党統一候補として擁立するため、民進、共産、生活、社民4党の協議が進んでいた。民進党を中心に「新人となれば話は別だ」との反発があり、共闘協議はいったん白紙に戻る。
 関係者によると、主浜氏は木戸口氏に立候補を打診し、25日に内諾を得た。小沢一郎生活代表(衆院岩手4区)にも同日、引退の意思を伝えた。小沢氏は慰留したが、主浜氏の決断を受け入れたという。
 主浜氏は「参院選まで時間がない中でこのような決断になったのは申し訳ない」と頭を下げた。
 主浜氏は滝沢市出身。北大卒。県環境生活部次長などを経て、2004年参院選岩手選挙区で初当選し、10年に再選された。
 同選挙区には自民党新人で元慶大ラグビー部監督の田中真一氏(49)が立候補する。共産党は党常任委員吉田恭子氏(35)を立てるが、野党共闘が実現すれば取り下げる方針。


2016年04月28日木曜日


先頭に戻る