山形のニュース

<GW東北イチ押し>熱々山の幸を鉄鍋で

山の幸がふんだんに入った熱々の山菜汁とともに食べる月山山菜そば

◎(4)山形/月山山菜そば

 山菜そばは数あれど、月山を仰ぐ山形県西川町の「月山山菜そば」は鍋料理さながら。山の幸がたっぷり入った鉄鍋を卓上コンロにかけ、熱々の山菜汁でそばをすする。これが月山流だ。
 山菜汁の具は地物を中心にウド、ウルイ、ゼンマイ、ワラビ、フキ、コゴミなど。シメジ、シイタケ、ナメコ、キクラゲのキノコ類と鳥肉も入り、食材から出るだしが味の土台になる。
 皿に盛った太めのそばを山菜汁に入れて温かいそばとして食べるほか、山菜汁をわんによそい、つけ麺風の食べ方もできる。食材は個性派ぞろいで、一口ごとに新しい香りや味に出合う。サクサク、シャキシャキ、コリコリと歯応えのシンフォニーも心地よい。
 町内の飲食店や宿泊施設が1975年に月山山菜そば組合を結成し、味の確立と品質向上に努めてきた。現在は18店が加盟。全店が町内にある玉谷製麺所のそばを使っている。ソバの実を石臼引きし、月山の湧き水を加えるのが特徴だ。
 販売開始から今年で40周年。佐藤治彦組合長は「店ごとに入れる山菜が違い、同じ店でも時期によって組み合わせが異なる。リピーターになって味の変化を楽しんでほしい」とPRする。(山形総局・須藤宣毅)

[メモ]価格は店によって異なり1100〜1200円。最寄りのインターチェンジ(IC)は山形自動車道の西川ICか月山IC。連絡先は月山山菜そば組合事務局0237(74)3135(平日午前8時半〜午後5時15分)


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2016年04月28日木曜日


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