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<避難区域>刑法犯減少続く 交通事故は増加

 福島県警は東京電力福島第1原発事故による避難指示区域が含まれる双葉郡(8町村)と南相馬市小高区、飯舘村の2015年の刑法犯認知件数を発表した。前年比10.2%減の377件となり、原発事故後では最も少なかった。
 刑法犯は8割近い295件が窃盗で、このうち79.7%に当たる235件を摘発した。警察施設の再開やパトロールの強化が件数の減少につながったとみている。
 一方、15年の交通事故は846件あり、前年より33.0%増えた。内訳は人身事故が72件(前年比10.8%増)、物損事故が774件(35.6%増)。国道6号の交通量の増加などが背景にあるとみられる。死亡事故はなかった。
 今後は復興関連作業員らを対象にした講話会で法令順守を呼び掛けるほか、交通規制の強化などで交通事故の抑制を目指す方針。県警は「仮設住宅や復興公営住宅の巡回、声掛けも継続的に行い、避難指示解除後の帰還者が安心できる地域づくりに努める」と説明している。


2016年04月28日木曜日


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