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<原発ADR>福島県が4億円申し立て

 東京電力福島第1原発事故で、福島県は27日、風評被害対策費用など2011年度に発生した計約4億1000万円の損害賠償を東電に求め、原子力損害賠償紛争解決センターに和解仲介手続き(ADR)を申し立てた。福島県によるADRの申し立ては初めて。
 内訳は部署新設などで増えた人件費約1億7000万円、有料道路無料化に伴う経費約2億円など。11年度分の損害額約63億円のうち、支払いに応じる意向が示されていない分を求めている。
 今年の県議会2月定例会で可決されたADRに関する議案では、県は請求額を10億5000万円とした。東電がその後、人件費の一部など約5億8000万円を支払う意向を示したため減額した。
 県は昨年4月までに、12、13年度分を含め計約110億円を東電に請求。受取額は約39億8000万円にとどまる。


2016年04月28日木曜日


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