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<東通原発>津波「敷地に達せず」

 原子力規制委員会は28日、東北電力東通原発(青森県東通村)の新規制基準への適合性審査会合を開いた。津波想定を初めて審査し、東北電側は最大の想定を11.7メートルとする基準津波の策定理由を説明。同原発敷地(海抜約13メートル)には達しないとの考えを示した。
 東北電側は東通原発の基準津波について、北海道の十勝沖と根室沖、三陸沖北部に広がる領域で連動型地震が起きた場合に発生すると想定。潮位条件も加味した敷地前面の最高水位は11.7メートル、冷却水を確保する取水口の最低水位はマイナス7.7メートルとの解析結果を説明した。
 規制委側は、津波を引き起こす波源域の想定に関して「資料が足りない部分もある」などと指摘した。想定よりさらに拡大する可能性を検討するよう要請し、海外の大地震の文献調査結果をより詳しく審査資料に反映させるよう求めた。


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2016年04月29日金曜日


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