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<大森山動物園>マーコール繁殖へ新しい血統

大森山動物園に到着し、新たな仲間と対面するサクラ(手前)

 野生ヤギの一種、マーコールを東北の動物園で唯一飼育している秋田市の大森山動物園は、オス1頭を智光山公園こども動物園(埼玉県狭山市)のメス1頭と交換した。大森山動物園にいる8頭のうちメスは1頭だけで、近親交配を避けて遺伝的多様性を保つ。
 大森山動物園には27日、2歳のメス「サクラ」が到着。同園は代わりに3歳のオスを同日送った。マーコール舎の隣の柵に入れられたサクラは最初、物陰に隠れていたが、徐々に走り回ったり新しい仲間と柵越しに触れ合ったりした。
 飼育展示担当の三浦匡哉さん(44)は「繁殖が成功すれば、来年のこの時季には赤ちゃんが誕生する可能性がある」と話した。
 マーコールは野生ヤギの中でも大きく、成獣は体重約30〜110キロ、体長約1.4〜1.9メートル。オスはらせん状の大きな角を持つ。ヒマラヤ山脈西部の山岳地帯に生息するが、狩猟や密漁で数を減らしているとされる。


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2016年04月29日金曜日


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