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<原発事故>川内村2地区6月14日避難解除

 東京電力福島第1原発事故に伴う福島県川内村の荻・貝ノ坂2地区(計19世帯51人)の避難指示について、政府の原子力災害現地対策本部は28日、6月14日に解除する方針を示した。住民には5月8日に説明する予定。遠藤雄幸村長は丁寧な説明を前提に受け入れる意向を示した。
 川内村では原発20キロ圏のうち、2地区を除く東部は2014年10月に解除済みで、2地区が解除されれば避難区域はなくなる。
 現地対策本部の後藤収副本部長らが非公開の村議会全員協議会で明示した。解除理由として、除染の終了やスーパー開店など生活インフラの整備を挙げた。村議からは「居住区域内の除染廃棄物を撤去してほしい」といった要望が出た。
 後藤氏は協議会後、「方針として理解は得られた」と話した。遠藤村長は「森林除染や土壌調査についてしっかりと説明してほしい」と国側に求めた。
 2地区では15年11月から準備宿泊が続いているが、登録は1世帯2人にとどまり、解除によって住民の帰還が進むかどうか見通しは立っていない。
 原発事故では全村避難が続く葛尾村について、政府が6月12日に一部地域を除いて避難指示を解除する考えを明らかにしている。


2016年04月29日金曜日


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