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<有効求人倍率>宮城はバブル期並み

 厚生労働省などが28日にまとめた3月の東北の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント増の1.26倍だった。宮城、福島が全国平均(1.30倍)を上回り、宮城はバブル期の1991年12月(1.43倍)以来の高水準となった。
 各県の有効求人倍率は表の通り。宮城は3カ月連続で上昇。公共職業安定所別(原数値)は石巻1.94倍、気仙沼1.75倍、仙台1.61倍など。
 新規求人数(原数値)は前年同月比0.3%減の2万285人で、建設業、医療・福祉、サービス業などで減少した。新規求職者は9.8%減の1万870人。宮城労働局は「雇用環境が安定し、離職者が減少している。雇用情勢は一部に厳しさはあるが、改善している」と判断した。
 岩手は3カ月連続の上昇で震災後の最高値を更新。10安定所別は久慈(0.81倍)を除いて1倍を超えた。新規求人数は5.7%減の1万32人。製造業中心に増加し、自動車メーカーの新車製造に伴う求人があった。新規求職者は12.2%減の5778人だった。
 福島は3カ月連続の減少。8安定所全てで1倍を超えた。最高は相双の2.21倍。新規求人数は9.4%減の1万6236人。福島労働局は「住宅除染の8割が終了し、除染作業員の求人が減少している」と分析した。新規求職者は6.8%減の9459人。
 青森は過去最高を更新。新規求人数は2.0%増の1万1000人で、卸売業・小売業や医療・福祉が増えた。新規求職者は9.3%減の8028人だった。


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2016年04月29日金曜日


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