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宮城県職員採用大阪でも 技術職確保目指す

 宮城県は今年実施する職員採用試験で、大卒程度向けの1次試験を大阪で初開催する。西日本の大学に通う優秀な学生の確保が狙いで、昨年の東京に続いて会場を拡大。東日本大震災からの復興加速に向け、全国の精鋭に受験を呼び掛ける。

 大卒程度の採用枠は前年度比26人増の159人を見込む。県は大阪市北区の阪急梅田駅近くの会議室を確保し、東京、仙台両会場と同じ6月26日に実施する。
 試験会場は2014年まで仙台のみだったが県は昨年、9年ぶりに大卒向けに東京会場を復活。昨年の1次試験受験者944人のうち、東京での受験は129人に上った。
 最終的に採用した111人のうち、東京会場の受験者は26人。合格者の割合を会場別で比較すると、東京は20.1%で、仙台の10.4%を10ポイント近く上回った。
 県人事委員会事務局は「県内出身の優秀な人材が全国各地にいる。関西にも受験機会を広げ、震災後に不足する技術職などの確保につなげたい」と期待する。
 県は来春、全体で前年比66人増の462人を採用する見通し。大卒程度159人の内訳は行政事務が5人増の60人、総合土木が5人増の35人、薬剤師が5人増の10人など。短大卒程度は前年度並みの42人、高卒程度は15人増の74人、警察官は大卒、高卒合わせて27人増の計177人とした。
 5月6日午後1時半に大卒程度向けの採用説明会を県庁で開催し、短大卒と高卒向けは8月5日の予定。大卒程度以外の1次試験は大卒の民間企業経験者が9月18日、短大・高卒は9月25日(いずれも仙台市)。警察官は7、9月に仙台、塩釜市など6カ所で行う。
 連絡先は県人事委員会事務局022(211)3761。


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2016年04月30日土曜日


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