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釜房ダムをカレーで再現 提供店増加「名物に」

かもしか茶屋が提供する釜房ダムカレー

 釜房ダムがある宮城県川崎町の飲食店がダムをイメージした盛り付けの「釜房ダムカレー」を提供し、話題を呼んでいる。元々は1店だけだった提供店舗が最近になって2店増え、知名度が拡大。各店舗は「町の新たな名物にしたい」と意気込む。
 釜房ダムカレーは、英国出身で宮城県柴田町に住む陶芸家ジェームス・オペさんが釜房ダムの堤体をモデルに作った器にルーを入れる。大皿に盛ったご飯は釜房湖の形、野菜サラダは緑豊かな国営みちのく杜の湖畔公園のイメージ。食材は町内産を活用する。
 昨年11月、「かもしか茶屋」が東北地方整備局釜房ダム管理所と協力し、町内を活性化しようと開発。全国各地のダムカレーはご飯をダムの形に盛るのが主流だが、器をダム型にして差別化を図った。1日5食限定で「幻のカレー」と呼ばれた。
 今年3月、新たに「大勝食堂」「駒草」もメニューに加えた。味はそれぞれ異なるが、価格は1200円で統一。1日の提供数も各店10食ずつになり、手に届きやすい味となった。
 このうちかもしか茶屋は川崎牛やタマネギがしっかりと溶け込んだ濃厚なルーが自慢。「器を持ち帰りたい」と言う客もいる。
 担当者の前川賢一さん(49)は「ダム湖畔の風景を楽しんだ後でカレーを味わう新たな観光ルートが生まれ、町がにぎやかになればうれしい」と願う。


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2016年05月02日月曜日


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