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<議長政活費疑惑>地元 憤りと落胆と

 安部孝氏の地元・松島町では、議長就任から半年足らずでの辞意に憤りや落胆の声が上がった。問題を追及してきた宮城県議会の野党会派は「遅きに失した」などと批判を強めた。
 松島町議の一人は「議長になる前は県監査委員を務めていた。これまで何をやってきたのか」と怒った。支持者の男性は「議長としての働きを見たかったが、残念だ」と肩を落とした。
 使途に曖昧さを残す政活費の在り方を疑問視する意見も。同町の団体職員男性は「使い方に抜け道があり、問題がくすぶり続けている。無責任に制度を作った方も悪い」と強調した。
 2月定例会以降、安部氏の不正支出問題に共同歩調を取ってきた県議会の野党4会派は、議長の途中降板を厳しく責めた。
 みやぎ県民の声(10人)の藤原範典会長は「時間を置けば置くほど、議会全体が傷つく状況だった。自らの判断で辞任するのは当然だろう」と話した。
 「遅きに失した」と批判したのは共産党県議団(8人)の遠藤いく子団長。「議会全体の姿勢も問われる。公開も含めた政活費の在り方をしっかり議論する必要がある」と述べた。
 社民党県議団(2人)の岸田清実団長は「監査委員の返還勧告が出た時点など、決断のタイミングを早くすべきだった」と指摘。無所属の会(2人)の菅間進会長は「(混乱を)引っ張らずに進退を判断したことは理解する。県民の声や世論を感じ取ったのだろう」と語った。


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2016年05月03日火曜日


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