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港町再興 大漁旗160枚に誓う

港町を活気づけるため小名川河口近くに掲げられた大漁旗=3日午前10時20分ごろ、いわき市小名浜

 福島県いわき市小名浜で3日、小名浜港に注ぐ小名川に大漁旗160枚余りを掲げる催し「どんとやれ、大漁旗!」が開かれた。
 東日本大震災や漁業衰退で活気を失った港町の良さを再認識しようと、市民団体が地元神社の例大祭に合わせ初めて企画。大漁旗は船会社や船主から借りた。
 旗は河口近くの約150メートルの区間で、幅約25メートルの川の上にロープを張って取り付け、上流や周辺にも掲げた。川にはウニやアワビの漁で使う小舟7隻を米俵を載せるなどして浮かべた。
 例大祭ではみこしなどが繰り出し、大漁旗で彩られた川岸を練り歩いた。地元の高校生も和太鼓やフラの披露で盛り上げた。
 「サケ・マス漁などが盛んだった頃を思い出す」と地元の主婦鈴木寛子さん(74)。和泉サト子さん(81)は「大漁旗を見ていると元気が出る」と語った。実行委員長の高原繁美さん(62)は「大漁旗は漁業文化のシンボル。港町の良さを伝承し、にぎわいを取り戻すため、来年以降も続けたい」と話した。


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2016年05月04日水曜日


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