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<楽天>美馬、開幕3連勝 

6回2失点で開幕3連勝を果たした東北楽天先発・美馬

 東北楽天の美馬学が開幕3連勝を飾るとともに、本拠地のリーグ戦で2013年4月以来3年ぶりの白星を挙げた。毎回走者を出しながらも粘って6回2失点。「ここまでは長く、ついにという感じですね」と感慨深そうだった。
 制球に苦しんだ。開幕から5試合で35回1/3を投げ、5四死球と制球力が持ち味だが、この日は四回までに3四球。試合中に修正し「真っすぐが良くなり、ストライクを取れるようになった」と振り返る。
 五回に中村奨吾の痛烈な打球を右脚のすねに受けるアクシデントも。だが「ここで降板したら勝てない」とギアを入れ直した。
 力投には理由があった。大病を患い、治療を続けている母ら家族が観戦に訪れていた。試合後のベンチ前、両親、妻と記念写真に収まった美馬の目は潤んでいた。13年日本シリーズ以来、本拠地でやっと見せられた勇姿でもあったからだ。
 「この勝利をきっかけに負けない運気をつかみたい」。苦闘が続いた3年間を乗り越え、美馬が新たな一歩を踏み出した。(佐々木智也)


2016年05月05日木曜日


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